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ジスロマックはクラミジア治療の第一選択薬

2019年11月27日
落ち込んでいる男性

クラミジア感染症は細菌に感染して起こる病気なので、抗菌薬を服用して治療をすることができます。性器クラミジアに罹って病院で診察を受けると、初期の症状であればジスロマックという内服薬(飲み薬)が処方されます。ジスロマックはクラミジア治療の第一選択薬で、何か特別な問題がない限りはこの薬が使用されます。

ジスロマックは白色の錠剤で、アジスロマイシンという抗生物質が配合されています。アジスロマイシンはマクロライド系抗生物質で、タンパク質を細胞内で合成する働きを阻止する作用を持ちます。細菌の細胞内には、生存したり分裂して増殖する際に自身の体を作るためのタンパク質を合成するためのリボソームと呼ばれる器官があります。リボソームは細菌の遺伝情報(設計図)を読み込んで、図面通りにアミノ酸を材料にしてタンパク質を組み立てます。

アジスロマイシンンはリボソームに作用してリボソームの働きを邪魔して、細菌の体の材料であるタンパク質が合成できないようにします。タンパク質を合成することができなくなった細菌は生命を維持したり、細胞分裂して増殖することができなくなってしまいます。増殖することができなくなった細菌は、寿命を迎えたり体の免疫細胞に殺傷されて死滅することで病気が完治します。

ジスロマックは飲み薬で、有効成分の血中濃度が長時間にわたり保たれるという性質があります。このため、1回飲むだけで1週間以上にわたり体の中で抗菌効果を発揮してくれます。初期の性器クラミジアの治療であれば、1度に500mg錠を2個飲むだけで8~9割の人が完治します。

クラミジアの病原菌は約2日おきに増殖のピークを迎えることが知られていて、この時に細菌数が爆発的に増えます。ジスロマックは1週間~10日間にわたり抗菌効果が持続するので、この間に2~3回ほど病原体の増殖ピークが起こります。病原菌が増殖する際に抗菌効果を発揮することで、体内の細菌を死滅させることができます。

ジスロマックは病原菌を効率的に減らすだけでなく、副作用が少ないというメリットもあります。薬の添付文書には、主な副作用として下痢などの消化器系の症状が記されています。それでも他の抗菌薬と比べると腸内細菌に対する影響が小さいので、副作用が出にくいという利点があります。ジスロマックは安全性が高く、妊娠中の女性でも処方される場合があるほどです。

抗菌薬は、治療の途中で服用を中止すると病原菌が死滅せずに病気が再発したり耐性菌が生み出される恐れがあります。ジスロマックは最初に1回だけ服用するだけで済むので、飲み忘れの心配がありません。

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